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【2024年3月2日】新設!3分以内の部コンペティション



なんとか4回目を迎えたSAITAMAなんとか映画祭。

風が強く冬のような寒さが戻ってきたものの、レイボックホールは大勢のお客様にお越しいただき終日熱気に包まれていました。


毎回恒例のコンペティションは、より幅広い作品を送り出そうとパワーアップ。今年は「30分以内の部」に加え、「3分以内の部」と「60分以上の部」が新設されました。






今回3分以内の部にノミネートされたのは18監督22作品。

ドラマ作品からホラー、アニメ、詩的な作品などジャンルが多様であれば、即興的に撮影されたもの、一人でできることを追究した作品など作品作りへのアプローチも多岐にわたった、彩り豊かなコンペティションとなりました。


22作品の中から選ばれる観客賞は、先行してオンラインで視聴された方の投票数と、当日の会場での投票数を合わせて決定。

集計する間に、18人の監督が一言ずつご挨拶し作品の狙いや背景などを話され、監督たちが互いに深くうなずき刺激を受け合う姿が印象的でした。






そしてついに結果発表。

観客賞に選ばれたのは、鈴木剛志監督作『Phone Booth』でした!おめでとうございます!


『Phone Booth』は真夜中の公衆電話ボックスから電話をかける一人の女性を描き、2分ジャストという短さながらしっかりとした構成のドラマ作品。

観客賞を受賞された鈴木剛志監督には、レフ大宮支配人の松本様より副賞のレフ大宮ペア宿泊券と当映画祭オリジナルグッズが贈られました。


受賞された鈴木剛志監督は、「今日は観ていただき、ありがとうございます。自分の作った作品が色んな人に観ていただけて、それが起点となってその人たちの人生や生活が変わっていったら、むしろそっちの方が素晴らしいことだと思っています。また何かご縁がありましたらよろしくお願いします」とコメント。

当日は主演の倉多七与さんや撮影の富永兼太郎さんもお越しいただいており、最後に皆様で記念撮影をし、大きな拍手が贈られながらの終幕となりました。

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