上映作品
第2回 SAITAMAなんとか映画祭コンペティション
多数の応募の中からノミネートされた厳選10作品を上映&審査。グランプリの栄冠はどの作品に!?
【日時】 3/5(土)開場 10:05 開演 10:20
【会場】 市民会館おおみや 小ホール
【料金】 自由席 1500円
【チケット】前売券:Peatix
当日券:会場にて販売
【審査員】
三島 有紀子
(映画監督)
外山 文治
(映画監督)
まつかわ ゆま
(シネマアナリスト)
栗原 俊明
(SAITAMAなんとか映画祭実行委員会会長)
【MC】保井ひろゆき
『AIM』
(2021年・日・22分)
母親が亡くなって以来、部屋に閉じこもりゲームに明け暮れる23歳の舞。たった一人の家族である父親の史人は、娘との会話もなくただ部屋から聞こえてくるのは銃声ばかり。 娘の将来を案じインターネットに相談を投稿するのだった。
監督:GAZEBO
出演:藤崎卓也 小林桃香 髙橋雄祐 増田朋弥
©NETGEAR Japan
監督プロフィール:
1978年静岡県生まれ。映画の助監督・美術スタッフ・CMプロダクションでの制作を経て、2013年からCM/Web映像の演出として活動。好きなもの:藤子・F・不二雄、深夜アニメ、深夜ラジオ、大瀧詠一、昭和歌謡。
『お願いだから、唱えてよ』
(2021年・日・17分)
女が帰宅すると、家に知らない男がいた。男は自分が幽霊だと名乗る。パニックになるが、そんな彼女に頼みがあるという。果たしてその頼みとは何なのか・・・?!
監督:佐島由昭
出演:異儀田夏葉 山口森広
©2021 SAJI-SHIGE Project All Rights Reserved.
監督プロフィール:
2012年ENBUゼミ監督コースにて1年学ぶ。卒業後、WEB CM、舞台の差し込み映像の制作や舞台撮影・編集等にも携わる。
『タイムマシンとスイカ割り』
(2021年・日・8分)
夏の終わり、少女は親友にあることを打ち明ける。それは自分が未来人だということ。そして今日未来に帰らなければならないこと。親友は答える。そっか。たぶんそうだと思ってた。
監督:門田樹
出演:入船あん 住吉かのん
監督プロフィール:
お笑い芸人をしながら映画やMVを制作しています。
『ナナサン』
(2020年・日・25分)
一人の女だけを愛する、男。男と女、どちらも愛する、女。好きなときに好きな数だけ人を愛する、女。そんな三人がある日、出会い、不思議な同棲生活をはじめる。広い宇宙の片隅で、愛のかたちの違う三人は、どこへ向かい、どこへたどり着くのか。それはただ、愛が一つが、二つになっただけのラブストーリー。
監督:村口知巳
出演:櫻井保幸 岡田深 つかさ 李多韻 新井敬太
©The Beautiful Logic
監督プロフィール:
香川県出身。伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞にてグランプリを受賞し、受賞作の『あるいは、とても小さな戦争の音』を自ら監督。同作品が、翌年のショートショートフィルムフェスティバル2019にノミネートされる。その後も精力的に映画を撮りつづけ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭やMonmouth Film Festivalなど、数多くの映画祭にて、作品が上映されている。
『上京適齢期』
(2020年・日・19分)
八木住子(やぎすみこ)38歳は、15年間付き合っていた彼氏に別れを告げられ、心機一転、上京することを決意する。「笑いたければ笑えばいい…昨日までのありきたりな自分を変える為に…私の可能性は、私が信じる…」住子は東京に住む友人である上島京子(うえしまきょうこ)を頼って、京子の部屋に転がり込むが…。東京に来れば人生が変わると、過度の期待を抱いている住子の上京物語。
監督:山村もみ夫。
出演:工藤史子 ウェイウェイ(うみのいえ) 後藤龍馬 橋龍さん
監督プロフィール:
2014年、30歳を過ぎて無職だということに焦り、現実逃避を兼ねて映像制作活動を開始。その後、数多くの映画祭で数多くの賞を受賞したいと願っている。 https://laborshortage.wixsite.com/laborshortagefilm/laborshortagefilm
『Veils』
(2021年・日・18分)
小さな書店経営者・谷あゆみ(28)と会社員・村上紗香(28)は同棲中のカップルだ。LGBTQ当事者の息苦しさを感じつつ、交際5年の節目に結婚写真を撮る楽しみが待っていた。紗香はフォトサロン検索サイトで『LGBTQ対応可』の文字を見つけ問い合わせるが、返答に落胆と怒りを隠せない。止める紗香と抗議に行くあゆみ。ベテランスタッフに、あゆみの言葉は届くのか。そして、2人の幸せが満たされる場所はあるのか。
監督:なかやまえりか
出演:なかやまえりか 相馬有紀実 岩倉真彩 舘智子 森大 荒川泰次郎 横山美智代
©necramicrock
監督プロフィール:
1987年生まれ、東京都出身。10代からそろばん塾の講師を勤め、出会った⼦どもの数は500⼈を超える。⾼校教師を1年ほど勤めるも、どうしても映像化したい⼩説のために2010年から芝居の勉強を開始。以降、数年は舞台公演を中心に活動。2015年から脚本を書き始め、2019年には、演技未経験の⼦役を採⽤し、オリジナル脚本の初監督となる短編映画『鉄筋花⽕』を作り上げた。2021年夏、監督2作目となる短編映画『Veils』を撮影。近年は、ドラマ『束縛彼⼥ 第⼆章』(Amazon prime video / 近日公開予定)、映画『闇⾦クイーン』など、脚本家としてのキャリアをメインに、シンガーソングライターAATAのMV『Sway』の主演、雑誌『VIDEO SALON』とNikonのタイアップ記事ならびにムービーで構成・出演を担当するなど、⼥優としての活動の幅も広げ、脚本家として残したい言葉や情景、監督して映したい画角や表情、それらを汲み取りながら女優の立場としても撮影現場に参加できることを大きな強みとしている。
『マニブスの種』
(2021年・日・25分)
ある日、ポストに届いた差出人不明の封筒。開けてみるとそこには植物の種が入っていた。その種を育ててみると、まるで“人間の手”のようなものが生えてきたのだった。
監督:芦原健介
出演:菅野貴夫 小島彩乃 目黒貴之 中野健治 江口逢 芦原健介
©STUDIO TRAM LLC
監督プロフィール:
早稲田大学在学時より俳優活動を開始。舞台に限らず映画やCMなど幅広い分野で俳優活動を続けている。また自ら監督・主演を務めた映画『その神の名は嫉妬』が池袋シネマ・ロサにてレイトショー上映されるなど、俳優以外の活動も精力的に行っている。
『マンガガールズ』
(2021年・日・10分)
これは、私が1人で漫画を描くのが大好きだった時の話。学校の中で1人黙々と漫画を描いているといつも誰かが私の後を付けてくる。「す、ストーカーか!??」私は、そいつから逃れる為に車のトランクに。「ふぅ、ここなら見つからないだろう。」と思った矢先、トランクが閉まって閉じ込められてしまった。そして携帯の電源も落ちた。ヤバタニエン。
監督:大門嵩、祁答院雄貴
出演:菊池真琴 藤原希 MARU 納葉 大山真絵子 笈川健太 日野陽仁
©KEDOMON.MANGAGirls
監督プロフィール:
大門嵩
1988年生まれ、奈良県出身。俳優としてテレビ、映画、CMと活躍。映像制作も行っており、企画、共同監督した短編映画『COCKROACH』がショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018で優秀賞、英国のネクスジェン国際短編映画祭でベストコメディー賞を受賞するなど、国内外の多くの映画祭に入選。2019年、日台合作の短編映画『多日想果』(タピオカ)を監督。2022年全国公開予定の長編アニメ『CHERRY AND VIRGIN』(川尻将由監督)にて、主演と初の声優にもチャレンジしている。
監督プロフィール:
祁答院雄貴
1987年生まれ。ワタナベエンターテイメントカレッジにて演技を学び、卒業後、俳優として舞台を中心に活動。2018年より、新進演劇人に抜擢。主演を務めた『悪魔を汚せ』でサンモールスタジオ2019年最優秀団体賞を受賞。近年は映画やNetflix『全裸監督』などに出演。2020年に文化庁「新進芸術家海外研修員」に抜擢され、現在カナダに在住。本作が初監督となる。
『サイドミラー』
(2021年・日・14分)
出版社に勤務する坂有理江(24)は二番目に付き合った元カレから貰った車のサイドミラーを捨てられない。画角サイズ1:1、ヒロインがずっと鏡の中の会話劇。
監督:シェークMハリス
出演:江田來花 中村雄貴
監督プロフィール:
父はパキスタン人、母は日本人のハーフ。中央大学経済学部経済学科卒。ニューシネマワークショップクリエイターコース修了。『カミング、バック』でカナザワ映画祭「期待の新人監督」2019他、『手遅れの葉一』でうえだ城下町映画祭第18回自主制作映画コンテスト他入選。つんく総監修「中2映画コンテスト2022」に監督として参加。
『I Forget』
(2021年・日・25分)
ある日訪れた渋谷のコンサート会場で颯一の目にふと入ったのは、10年前訪れた湘南で出会った美央だった。「I forget」の前奏が静かに爪弾かれる中、颯一は美央と過ごしたあの一日をゆっくりと思い出していく。
監督:渡邉高章
出演:笈川健太 大網亜矢乃 本庄司 岡田深 阪上仁美 星能豊
©zampanotheater
監督プロフィール:
東京生まれ湘南育ち。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒。映画やドラマの演出部と制作部を経て、現在は「ザンパノシアター」にて映像制作を行っている。現在多摩川沿いに住み、『川を見に来た』、『ジェントリー土手』など「川」や「土手」をモチーフにした作品が多い一方で、『Elephantsong -A Tokyo Couple Story-』のような社会問題を扱った作品もある。二児の父であり、フィクション作品と並行して、自身の子どもたちと一緒に「子ども映画シリーズ」も制作している。その始まりとなる『サヨナラ、いっさい』は、学会などのイベント全国四十箇所以上で上映され、映画祭では最高賞を含む複数の受賞を果たした。2021年夏『土手と夫婦と幽霊』で、劇場公開デビューとなる。
【審査員プロフィール】
三島 有紀子(映画監督)
大阪市出身。18歳からインディーズ映画を撮り始め、大学卒業後NHKに入局し人間ドキュメンタリーを数多く企画・監督。2003年に劇映画を撮るために独立し助監督として活動後、『しあわせのパン』(12)、『ぶどうのなみだ』(14)と、オリジナル脚本・監督で作品を発表。撮影後、同名小説を上梓した。企画から10年かけた『繕い裁つ人』(15)は、第16回全州国際映画祭で上映され、韓国、台湾でも公開。その後、『幼な子われらに生まれ』(17)では第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞に加え、第41回山路ふみ子賞作品賞、第42回報知映画賞では監督賞を受賞し、国内外で数々の受賞。短編『インペリアル大阪堂島出入橋』が、2022年2月18日から『MIRRORLIAR FILMS Season2』の一篇として全国公開。最新長編作『Red』(20)が3月9日からフランスで劇場公開。
外山 文治(映画監督)
1980年生まれ、福岡県出身。
日本映画学校(現・日本映画大学)演出ゼミ卒。
『星屑夜曲』がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2007短編部門・奨励賞・川口市民賞。
短編映画『此の岸のこと』がモナコ国際映画祭 2011で短編部門・最優秀作品賞をはじめ5冠を達成。
長編映画監督デビューを飾った映画『燦燦 -さんさん-』は全国公開されモントリオール世界映画祭2014より正式招待を受ける。
2020年、豊原功補、小泉今日子と共に映像制作会社「新世界合同会社」設立。
長編映画『ソワレ』公開。釜山国際映画祭「アジアの窓」部門正式招待作品となる。
まつかわ ゆま(シネマアナリスト)
ねずみ年うお座のA型。
ドキュメンタリー映画作家の長女として生まれる。都立大学社会人類学専修と演劇部を卒業後、舞台女優の道をあきらめ、雑誌編集を経てフリーライターに。1986年、妊娠を機に映画専門のライターとなり、シネマアナリストと自称。”映画から時代を読む”をモットーに、雑誌・テレビ・ラジオ・ウェブなどで映画紹介・インタビュー、映画評論などを手掛ける。現在、FM川口「カレイドシアター」パーソナリティ、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭審査員、他、多数の学校で講師も務めた。
栗原 俊明(SAITAMAなんとか映画祭実行委員会会長)
1974年生まれ。埼玉県さいたま市出身在住。
大宮駅東口銀座通りにある「銀座ビル」の管理運営を行う有限会社銀座茶房代表取締役。銀座通り商店街会長。大宮東口商店街連絡協議会会長。
埼玉県大宮西高等学校卒、駿河台大学卒業後、東京都三鷹にある精密加工の商社に勤務、その後、原宿のBMX店勤務を経て2006年より現職。2015年 音楽事業部「ChaboSOUNDSERVICES」事業を立ち上げる。妻と4歳、2歳の息子がいる。